Futabaya(双葉屋)
余韻が
まだ、
覚めない。
極上の余韻。
何度も繰り返しては、舌の上で転がし、味わいを思い出す。
ブランデーを転がすように。
スピリッツが氷でほどけていく、そのあらわしを眺めてるように。

あの、空間。
あの、バール。
そう。
旧道を一歩入った路地に
あの店はある。
窓を開け放していたとき、私は迎えれられた。
風の流れるように。
そのままカウンターの予約席に腰を下ろす。

そこから眺めるカウンターの下で
氷がナイフで丸くかたどられていくのを
見るとはなしに、眺めていた。

勧められた「泡」は
シードル。
辛口の舌触り。

皿には指輪の刻印。

カトラリーのタワーの向こうに
クリームのような泡を浮かべるグラス。

薄くスライスされたサラミは
しっとりと熟成されている。

鶏白レバーのムースは少女的な甘口。

岩塩を添えて。

成熟した味が好きなカウンター2人は
レモンと塩で頂いた。

カヴァのグラスは細く長く。

程よい微泡は
食事の邪魔をせず、葡萄の香りが華やかに立ち上った。

男の料理「パエリア」は
しっかり焼かれて。
アサリは汁を殻の中にしっかり蓄え
柔らかいイカの身に、イカ墨が絡む。
アリオリソースで味の変化を楽しんだ。

石釜から出された焼き野菜は
表面がカリッとして、ナイフを入れるとふっくらと湯気が立つ。

どんなワインを合わせよう?
やはり、白?
タパスコレクションの中から、ひとつ。
するすると入っていく、味。

やはり赤も味わいたい。
ブルゴーニュの、ピノノワールがあると聞いては
素通りできない。

そろそろ、〆にしよう。
ノイリープラット ドライ。
シェリーの話を聞きつけて、勧められたベルモット。

カラン、、と
グラスの中で音を立てる氷溶け水が
酒と交わる変化を愉しむ。
気づけば、既に数時間を過ごしていた。
カウンターの向こうとこちらと
ほど良い距離と会話。
心地よい、空気。

Futabaya。
またいつか、あの空間を訪れたい。
↓お店のデータ↓
Futabaya
住所: 愛知県岡崎市柱1-1-4 k2&t 1F
電話: 0564-83-8588
営業: 17:00-25:00
定休: 日曜
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覚めない。
極上の余韻。
何度も繰り返しては、舌の上で転がし、味わいを思い出す。
ブランデーを転がすように。
スピリッツが氷でほどけていく、そのあらわしを眺めてるように。

あの、空間。
あの、バール。
そう。
旧道を一歩入った路地に
あの店はある。
窓を開け放していたとき、私は迎えれられた。
風の流れるように。
そのままカウンターの予約席に腰を下ろす。

そこから眺めるカウンターの下で
氷がナイフで丸くかたどられていくのを
見るとはなしに、眺めていた。

勧められた「泡」は
シードル。
辛口の舌触り。

皿には指輪の刻印。

カトラリーのタワーの向こうに
クリームのような泡を浮かべるグラス。

薄くスライスされたサラミは
しっとりと熟成されている。

鶏白レバーのムースは少女的な甘口。

岩塩を添えて。

成熟した味が好きなカウンター2人は
レモンと塩で頂いた。

カヴァのグラスは細く長く。

程よい微泡は
食事の邪魔をせず、葡萄の香りが華やかに立ち上った。

男の料理「パエリア」は
しっかり焼かれて。
アサリは汁を殻の中にしっかり蓄え
柔らかいイカの身に、イカ墨が絡む。
アリオリソースで味の変化を楽しんだ。

石釜から出された焼き野菜は
表面がカリッとして、ナイフを入れるとふっくらと湯気が立つ。

どんなワインを合わせよう?
やはり、白?
タパスコレクションの中から、ひとつ。
するすると入っていく、味。

やはり赤も味わいたい。
ブルゴーニュの、ピノノワールがあると聞いては
素通りできない。

そろそろ、〆にしよう。
ノイリープラット ドライ。
シェリーの話を聞きつけて、勧められたベルモット。

カラン、、と
グラスの中で音を立てる氷溶け水が
酒と交わる変化を愉しむ。
気づけば、既に数時間を過ごしていた。
カウンターの向こうとこちらと
ほど良い距離と会話。
心地よい、空気。

Futabaya。
またいつか、あの空間を訪れたい。
↓お店のデータ↓
Futabaya
住所: 愛知県岡崎市柱1-1-4 k2&t 1F
電話: 0564-83-8588
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